【無断欠勤に対する会社が取るべき対応】

1. 就業規則や労働契約書に無断欠勤に関する文言（「○日以上で懲戒解雇となる」など）が記載されているか？を確認。記載がされていない場合は、会社として記載する必要があるかを確認しなければいけません。
2. 無断欠勤が事実なのかの確認。事故などに巻き込まれた場合もあるので、いきなり「無断欠勤だ」と決め付けないよう慎重に確認してください。
3. 無断欠勤が事実であれば、欠勤者に対して出勤を促す連絡を入れます。無断欠勤が長い場合は解雇も検討しなければいけないので、電話、メール、緊急連絡先などに漏れなく連絡しましょう。同時に無断欠勤が会社の業務にどのような影響を与えたのか確認し、整理しておく必要があります。
4. 無断欠勤の日数が就業規則などに記載されている要件を超えた場合は、社内で審議し処分を決定します。解雇となる場合、解雇通知は口頭ではなく書面で送るようにしましょう。